Skip to content
2026年2月4日
  • サイトマップ
  • 旅行の思い出
  • プライバシーポリシーと免責条項
  • 運営者情報とご連絡先

cosicosilife.com

旅行の思い出を共有します。都会や先進国は後回し、発展途上国や田舎の素晴らしさを優先して配信

Primary Menu
  • サイトマップ
  • 旅行の思い出
  • プライバシーポリシーと免責条項
  • 運営者情報とご連絡先
  • Home
  • travel
  • 南米縦断記Vol.4 敗退の記録。6088m峰ワイナポトシ、凍りついた夜と「呼吸」を奪われた5000mの絶望
  • travel
  • south_america

南米縦断記Vol.4 敗退の記録。6088m峰ワイナポトシ、凍りついた夜と「呼吸」を奪われた5000mの絶望

david 2026年1月18日

🏔️
目標標高

6,088m

😱
過酷度

MAX

📉
結果

無念の敗退

この記事の目次(クリックしたらジャンプ)

Toggle
    • ⚔️はじめに:観光気分はここまで。いざ、6000mの世界へ
  • 🗺️アンデスの白い巨人「ワイナポトシ」
    • ⛏️氷河での特訓と、迫りくる白い巨塔
    • 🥶真夜中の誤算。凍りついた鼻
    • 🤧鼻水が、止まらない……
    • 👋5000mでの決断。背中に刺さる悔しさ
    • 🌱敗退したからこそ見えたもの

⚔️はじめに:観光気分はここまで。いざ、6000mの世界へ

ペルーでの遺跡巡りを終え、舞台はボリビアへ。
今回の旅で最もハードルが高く、そして最も楽しみにしていた挑戦の日がやってきました。

目指すは標高6088m、ワイナポトシ(Huayna Potosí)。

「6000m峰」と聞くとプロの世界に聞こえますが、この山は比較的技術的な難易度が低く、「世界で最も登りやすい6000m峰」とも言われています。
とはいえ、そこは酸素濃度が地上の半分しかない死の世界。生半可な気持ちでは跳ね返されます。

🗺️アンデスの白い巨人「ワイナポトシ」

ラパス市内からもその姿を望むことができる、標高6,088mの高峰。
アクセスが良く、初心者が初めて挑戦する6000m峰として世界的に人気ですが、地図で見るとその険しさがよく分かります。

▲ ラパスのすぐ近くですが、環境は完全に「極地」です。

ラパス市内の登山用品店で、プラスチックブーツやピッケル、分厚いダウンジャケットをレンタルした時、ただならぬ緊張感が走りました。

レンタルした登山装備
▲ ずらりと並ぶ使い込まれたギアたち。ここから先は「観光」ではなく「戦い」です。

⛏️氷河での特訓と、迫りくる白い巨塔

ベースキャンプ(標高約4,700m)に到着し、まずは氷河でのアイゼントレーニングから始まります。
ガイドの指示に従い、垂直に近い氷の壁にアイゼンの爪を蹴り込み、ピッケルを突き刺す。

氷河でのアイゼントレーニング
▲ 「ザクッ、ザクッ」と氷に爪が食い込む感触。これなら行けるかも…と、この時は思っていました。

翌日、さらに標高を上げ、アタックの拠点となる「ハイキャンプ(ロックキャンプ)」を目指します。
森林限界を超え、草木一本ない荒涼とした岩と雪の世界。

ハイキャンプへ続く道
▲ 空気は薄く、景色は白と黒だけ。
ワイナポトシの頂
▲ 目の前に立ちはだかる頂上。

🥶真夜中の誤算。凍りついた鼻

運命の夜間アタック(サミットプッシュ)。
日付が変わる頃、ヘッドライトの灯りを頼りに、頂上を目指して出発しました。

気温は氷点下を大きく下回ります。寒さは想定内でした。
しかし、想定外の敵が私の体を襲いました。

Trouble

🤧鼻水が、止まらない……

極度の寒暖差か、あるいは乾燥か。突如としてアレルギー症状が発症したのです。
ただの鼻水ではありません。標高5000mを超える極寒の中、流れ出た鼻水は、拭う暇もなくその場で凍りついていきます。

鼻の穴が氷で塞がれ、口で呼吸しようとするも、冷たく乾燥した空気が喉を直撃し、激しく咳き込む。

酸素が薄いこの場所で「呼吸ができない」ことの恐怖。
パニックに近い状態で、酸素を求めて喘ぎました。足が一歩も前に出ません。


👋5000mでの決断。背中に刺さる悔しさ

「……降りよう」

ガイドにそう告げたのは、標高5000mを超えたあたりだったでしょうか。
体力はまだ残っている。足も動く。けれど、息ができない。
山頂はすぐそこに見えているのに、体の中の小さな管(気道)がそれを許してくれない。

高山病でもなく、怪我でもなく、「アレルギーと鼻水の凍結」で撤退するなんて。
悔しさと情けなさで、涙が出そうになりましたが、その涙さえも凍りつきそうでした。

山小屋から見た朝日
▲ 下山後の朝日。残酷なほど美しくて、泣けてきました。

山小屋に戻り、トタン屋根の隙間から差し込む朝日を見た時の感情は、一生忘れられません。
オレンジ色の光はとても暖かく、そして残酷なほど美しかった。

「登りたかった」

その一言が、高地の乾いた空気に溶けていきました。


🌱敗退したからこそ見えたもの

下山中、何度も何度も山を振り返りました。
頂上に立つことはできませんでしたが、あの漆黒の闇の中で、呼吸ができなくなるほどの恐怖と戦い、生きて帰ってきたこと。
それだけでも、自分にとっては大きな経験だったと言い聞かせました。

自然の前では、人間などあまりに無力です。
そして、体調管理も含めてが「登山」の実力なのだと痛感しました。

ワイナポトシ、6088m。
今回は君の勝ちだ。
いつかまた、万全の体調でリベンジする日まで、その白い頂(いただき)を私の記憶に刻みつけておこうと思います。

Continue Reading

Previous: 南米縦断記Vol.2 雨と霧のち、奇跡の虹。天空都市マチュピチュで見た「インカの絶景」とアルパカステーキの味
Next: 南米縦断記Vol.3 石積みの古都クスコの熱気と、チチカカ湖の「編み物男子」。アンデスの伝統文化に触れる2日間

Related Stories

IMG_0573
  • travel
  • asia

ラオス・ルアンパバーン。「何もない」贅沢と、最後に待っていた「猫」という名の罠

david 2026年1月18日
P1740887.jpg
  • travel
  • south_america

【南米縦断記Vol.6 完結】生きて帰れるか?世界一危険な「デス・ロード」をMTBで疾走。崖から落ちた死者たちの怨念と、グラベルロードへの誘い

david 2026年1月18日
IMG_20171121_144943.jpg
  • travel
  • south_america

【南米縦断記Vol.5】混沌のラパスを脱出し、白銀の絶景ウユニ塩湖へ。赤錆びた列車と「鏡張り」にならなかった大地の美学

david 2026年1月18日
  • Ubuntu server初期状態からのkubernetes導入ガイド
  • ラオス・ルアンパバーン。「何もない」贅沢と、最後に待っていた「猫」という名の罠
  • 【南米縦断記Vol.6 完結】生きて帰れるか?世界一危険な「デス・ロード」をMTBで疾走。崖から落ちた死者たちの怨念と、グラベルロードへの誘い
  • 【南米縦断記Vol.5】混沌のラパスを脱出し、白銀の絶景ウユニ塩湖へ。赤錆びた列車と「鏡張り」にならなかった大地の美学
  • 南米縦断記Vol.3 石積みの古都クスコの熱気と、チチカカ湖の「編み物男子」。アンデスの伝統文化に触れる2日間

アーカイブ

  • 2026年1月

カテゴリー

  • asia
  • middle-east
  • south_america
  • travel
  • 未分類
  • サイトマップ
  • 旅行の思い出
  • プライバシーポリシーと免責条項
  • 運営者情報とご連絡先
  • サイトマップ
  • 旅行の思い出
  • プライバシーポリシーと免責条項
  • 運営者情報とご連絡先
Copyright © Cosicosilife | MoreNews by AF themes.