激安&激ウマ
世界最古の都市
失われた風景
🇸🇾シリアの素晴らしさを思い出して
シリアの首都、ダマスカス。
この街は「人が住み続けている世界最古の都市」として知られ、旧約聖書にもその名が登場します。
「ダマスカスへの道」という言葉があるように、人類の歴史が始まった場所と言っても過言ではありません。
イランのほうがなつかしくなってしまい、この記事より先に書いてしまいましたが、時間的にはイランの記事より遅く書いています。
私は常々「歴史のある都会が好きだ」と公言して旅をしている人間です。
そんな私にとって、このダマスカスという都市は、まさに旅のクライマックスとも言える場所でした。
【Time Slip】2007年5月 ⇄ 2026年1月
2007年5月。私がこの街に降り立った時、そこには数千年の時を超えた活気と、旅人を包み込むような温かい空気が流れていました。
残念ながら、その後の内戦で多くの美しい風景が失われてしまいました。ハードディスクに残っていた写真とともに、あの日の「味」と「風景」を振り返ります。
🍕意外な美食大国?シリアの絶品ご飯
シリア旅行で最も驚いたことの一つ。
それは「ご飯がとにかく安くて美味しい」ということです。
中東料理というと「スパイスがきつそう」というイメージがあるかもしれませんが、シリアの料理は日本人の口に驚くほど合いました。

街を歩けば、香ばしい肉の匂いが漂ってきます。
店頭でくるくると回る巨大な肉塊(シャワルマ)。これを薄いパンに挟んで食べるのですが、ジューシーな肉汁とソースの相性が抜群でした。

ローストされたナッツ(アーモンドやピーナッツ)の香ばしさがアクセントになっていて、スプーンが止まりません。
奥に見えるヨーグルトの酸味が肉の脂をさっぱりさせてくれて、いくらでも食べられるのです。
噂に聞きましたが、ピスタッチオってシリアが発祥だと現地の人は行っていました。私はイタリアのものだと思っていたのですが、どうやら中東あたりが発祥の地であることは間違いないっぽいです。
😲衝撃価格の絶品ピザ

なんの変哲もないピザに見えますか?
実はこれ、当時のレートで日本円にして約40円程度でした。
「400円」ではありません。「40円」です。
安いからといって手抜きではなく、チーズは濃厚で生地はモチモチ。
おそらく水牛の乳などから製造したチーズなのでしょうか?独特の風味があって本当に美味しかったです。
❓ チーズの正体を求む
もしシリアの食文化に詳しい方がいれば、この濃厚なチーズがどんな種類なのかぜひ教えてください!
日本の宅配ピザより美味しかった記憶さえある、あの味が忘れられません。
🕌旧約聖書の都、ダマスカスの迷宮「スーク」
ダマスカスといえば、旧市街の巨大な市場「スーク」です。
中でも有名な「アル・ハミディヤ・スーク」のアーケードは圧巻でした。そもそも街全体が世界遺産なのですから。

高い鉄骨の屋根に覆われたこの通りは、真夏でも涼しく、スパイス、衣服、貴金属など、ありとあらゆる物が売られていました。
「世界一古い都市」の喧騒の中に身を置いていると、ここが21世紀であることを忘れてしまいそうになります。
🕵️【読者の皆様へ】この場所を知りませんか?
ここからは、私の記憶が曖昧になってしまっている写真たちです。
内戦の混乱や時間の経過で、正確な場所の名前を思い出せなくなってしまいました。
もし「ああ、ここはあそこだよ!」と分かる方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただけないでしょうか。
① 巨大な水車の街

これはダマスカスではなく、確か「ハマ(Hama)」という街だった気がします。
「ノリア」と呼ばれる巨大な水車が、ギシギシと低い音を立てて回っていた光景を覚えています。この水車も、現在は無事に残っているのでしょうか……。
② 城塞とアルメニア文字の石碑


⚠️ 歴史的な一枚かもしれない
石碑の写真は、デリゾールにあった「アルメニア人虐殺記念教会」のものかもしれません。
この教会は2014年にISISにより破壊されました。
もしそうだとしたら、これはもう二度と見られない、歴史的価値のある一枚ということになります。シリアにこれから危険を犯してでも行く人は現地をご確認いただければ幸いです。
🖼️破壊された記憶を繋ぎ止めたい
美味しい食事、活気ある市場、そして歴史ある建造物。
その多くが破壊され、失われてしまいました。
しかし、写真の中に残るシリアは、今も色褪せず、美しいままです。
シリアには確か5月末まで滞在していたと思います。
その後、陸路でヨルダンへと国境を越えました。
🤠次回予告:インディ・ジョーンズの世界へ
次回は、国境を超えてヨルダンへ。
あの有名な映画の舞台にもなった「ペトラ遺跡」の冒険をお届けします。
📨 情報提供のお願い
今回の写真を見て、場所の特定や当時の思い出が蘇った方は、ぜひご連絡ください。
皆さんの記憶をお借りして、このブログ上でシリアの記憶をより確かなものにしていければと思います。